感情迷子-何者にもなれない私の日常

THE BACK HORNへの愛と雑多な日記

2019.02.08日本武道館ライブ備忘録

終わりましたね、THE BACK HORN3回目の武道館ライブ。

来て良かった。。私が初めてバクホンのライブに行ったのは、東名阪ツアー・ディストーション注意報。 そこで、心臓オーケストラも買い、過去作を集めながら、シングルはキズナソング、アルバムはヘッチルリリースからリアルタイムで追いかけてきた。

10年前になるバクホン初の武道館も参戦していた。

今回、久々の武道館・アニバーサリーイヤーという事で、久々の遠征だったけど、本当に良かった。他の記事でも書いたけど、彼らはずっとコンスタントに活動してきたから、自分の中で、ライブがあるのが当たり前になっていた部分が少なからずあったと思う。 しかし、彼らが各々辞めたい時期があった*1とか、他の某アイドルグループの解散とか見ていると、バンドだって絶対でも永久でもない。私達は活動を続けてもらう為に、応援という形で後押しは出来ても、続けていくかどうかは、メンバーの気持ち次第だ。 だからこそ、いつが最後になってもいいように、出来る限りの参戦はしていきたいという想いもあり、遠征を決めた。

前置きが長くなり、ここからまた長くなるかもです。

まず、物販には文句を言わせてくれ…。13時過ぎに並んで、買い終わったのが16時前…凍え死ぬかと思ったよ…。もう少し上手い捌き方ないのか。

まぁ愚痴は長々するもんじゃないので割愛。

良い歳して、ライブT沢山持ってもなぁと思いつつ、昔のライブTはヨレヨレになっていたりするし、20周年だしという謎の解放感と、途中ジャニオタを経由して、公式に貢ぐという概念が定着してしまい、そこそこ買って、ガチャもそこそこ回しました。ほぼほぼ缶バッチでちょっとショック

色んな方々からのお花を見たりするのも楽しかった〜(๑˃̵ᴗ˂̵)さすが20年のお祝い。沢山あったな。色とりどりのお花があったけど、なんかバクホン+光舟名指しで来ていたお花のインパクトが凄かったw 花は花やけども。。 あと、堂島孝平さんから来てたのはキンキファンとしても嬉しかったな〜。マツが歌詞提供したキンキ繋がりというよりは、多分フェス繋がりなんだろうけど。

あとは、10年以上前からのバクホン友達と会ったり、なんやかんやしてから開演。

アリーナAブロック後方でした。

まぁまぁ近い。

歳を重ねると指定席の有り難みが身に染みる。自分の空間を確保しながらマイペースに暴れられる。

開演と同時にモニターに森が映し出され、狼がその中を駆けていく映像。彼らの今までリリースしたCDのジャケ写が映し出されたり、沢山表示されていた日にち(は、ライブ日程かと思ったけど、それにしては少ない気がしたのでCDリリース日?)が、彼らの積み重ねてきた歴史だと思うと、それだけで泣きそうになった…。 ただ、本編は感慨にふけりながらも、楽しくて楽しくて、涙は引っ込みました笑。

M1. その先へ

バンドの始まりを描いたこの歌から。疾走感があって好きです。周年イヤーを彩る楽曲群でも、彼ら自身の事だとわかる曲であり、オープニングに相応しい曲だな、と思う。

初っ端から炎が出て、「これがアニバイヤーの威力か…!」と感じる。 舞台が大きいと色々出来て良いよね、と思って、照らされたステージを見渡したけど、今回はストリングス出そうな空間が無いな?と気づく。初めての武道館は、その大きさを存分に活かして、いつもとは違う演出という感じで、ストリングスを率いてキズナソングを披露したのを思い出した。

勝手に、今回は、バンド結成20周年という大きな節目であり、彼ら4人で「THE BACK HORN」なんだという想いで、全編メンバーだけになるのかな、なんて感じたりした。(勿論、バックホーンがあるのは、彼らだけでなく、関わるスタッフさんも含めての事だというのは別枠として)

M2. ブラックホールバースデイ

2曲目にこれが来るとは…!毎度、高音部分が出るか不安になるけど、毎度ブチ上がる曲。

M3. サニー

ここでメジャーデビュー曲来ましたか!早いな?!あ、私は「大きな手 僕たちの〜」では基本手を挙げない派です。(そんな派閥あるのか問題勃発しそう。応援スタイル、参戦スタイルは迷惑かけなければ自由です) スペシャで初めてバクホンを見かけた時を思い出す。 歌詞を聴きながら、バックホーンって一時期、鬱バンド代表的な感じで言われていたけど、実は曲の最初から最後まで鬱屈したままの曲が多いわけではないよな、と。 表現が独特で歪んで見えたりするけど、生きづらさを感じながらも、なんとか這いつくばって生きてやる…的な、実は前を向いている曲が多い。だからこそ、それを聴いた人も、「辛いの自分だけじゃないんだな。もう少し頑張ってみようかな」って、なるんじゃないかなと思う。

M4. 罠

私がファンになってから、はじめてのタイアップ曲…かな?タイアップ先がガンダムという大きなコンテンツだった事もあり、ここで認知度が急に上がった感がする印象の曲。

結構、定番な曲で進んでいくのかな?と思い始めたところからの〜〜??

M5. ジョーカー

!!! マニヘブでは聴いてたイメージだけど、武道館でもってくるとは思わなかったなぁ。でもリリース当時、「笑う才能 生きる才能」、これが自分達にもあれば、と感じたファンも多いのではないかな。かく言う私も、「家にいたくないし、学校にも行きたくないから戦争に行く」という発想になる主人公の気持ちが何となくわかってしまう人間でした。。 ♪ウーウウウーウーウウウーってコーラス歌うのが好きです。

その後も予想外の曲は続き、

M6. ひとり言 ! !

「友達よ 心を一つに 僕のそばにいて 僕のそばにいて」のフレーズと、最後自らを奮い立たせるような「僕は1人じゃない 僕は1人じゃない 僕は1人じゃない このままじゃいけない」が印象的な曲。

…このペースで全曲いくとめちゃくちゃ長くなる気がするな。でも思い出のある曲も沢山だしな。続行。

M7. 悪人

はい、好きー。この曲自体も好きなんですが、モニターの映像がよろしかったですね…。 悪人を表現しているのかなぁ〜と思わせる人のシルエット(?)が画面をグルグルしていたり、途中、植物の芽と思しきモノがグングン伸びていって、最終的にそれらが枝分かれして絡まり合い、ヒトの形を成すところとか。 秘密の栄養を与えられて、お腹(地中)を裂いて出てきた感。 あとは、有罪有罪連呼するところは、歌詞が表示されたり。

M8. 雷電

これきますか!!!モニターの映像にグルグルグルグル回る螺旋みたいなものが表示されて、なんか違う曲を思い出したんだけど、最早それがなんだったか忘れた( ) これ、確か昨年のLINEライブで発表されたファン投票のアンケート結果(アンケート自体はベストアルバムのファン投票)の中でも話題に上げてくれてたね。それをきちんと覚えてくれていたのかな(´ω`)

M9. コワレモノ

はい、きた、好きーーー!! ここ最近の中で特に好きなTOP3くらいになりそうなくらい好き。これも、情景泥棒と同じく発想が好き。「神様だらけのスナック」「360度が顔面」とか。あと、「俺と違う君を好きになるように 人と違う俺を誰かさんが好きになることもあるのかな」ってとこも好き。 これはライブでは栄純によるC&Rがおなじみになっているのだけど、たまには将司の歌声で神様だらけのスナック♪って聴きたいとも思ったりもする。でも栄純は勿論、会場の皆が楽しそうにC&Rしている光景は幸せだったなぁ〜。 他バンドファンからしたら、どんなC&Rだよ…って感じだろうけどww

M10. 初めての呼吸で

これも「まさかやるとは」枠ですね!懐かしい!リリース前に路上弾き叫びの旅を将司と栄純でしていて、私は京都編に参加しましたね。今思えば、この2人が警備も何もつけずに(もしかしたら覆面警備はいたのかも)、弾き語りとか豪華過ぎじゃない??勿論、無料。 鴨川の河川敷でやったから、川のせせらぎが五月蝿くて聞こえにくかった思い出。 「死んでやると飯を炊きながら日々を越える」ここも名作…!

M11. ヘッドフォンチルドレン

これはマニヘブ枠ですね(?) ライブで何回か聴いてるけど、回を重ねるごとに将司のピアニカ上手くなってるし、光舟の口笛は本当上手いよなぁって感心する。

M12. 美しい名前

ベース堪能曲。マッチver. のMV観ながら聴きてぇ〜〜。なんなら、せっかくの武道館ですし(?)この曲の為だけに、ペンラをチカチカ点滅させてくれ〜〜!!って思いながら聴きいった。 最近、結構してくれるよね。ライブでのバラードパートのメイン曲。

M13. 未来

きたーー。これまた懐かしい曲…‼︎ モニターには雪っぽい雰囲気の映像。雪が上から降ってくる映像というよりは、雪が降ってる中、車で前に進んだらこんな雰囲気かなぁという感じの映像。 私的には映画・アカルイミライのイメージが強いので、沢山のクラゲの映像でも良かったかな、とか思う。

M14. Running Away

あ、ここでバラードパート終わったな、そろそろ終盤に向けてスパートかけてくるなと思ったとこ。マリンバみたいなとこ綺麗な音だよね。好き。 ♪ランニングアウェーーー! ヘッチルの♪パーパラパパパーとかもだけど、コーラスが入ってるところは基本全力で自分も歌う(または叫ぶ)。本メロは煽られない限り歌わない派なので、こういうところは全力でいく。

M15. グローリア

M16. シンフォニア

遂に2曲まとめてしまう雑さ。 …もうこの辺になると、音源聴いてはいるから、耳馴染みはあるけど、じっくり曲名や歌詞を照らし合わせて聴いたりしてないから、曲名とタイトルが一致しなくてヤバい。 コワレモノや悪人も最近の曲の方だとは思うけど、私の中では、この武道館ライブの構成のイメージは、OP→懐かしパート→バラードパート→最近パート→〆 ってイメージ。

M17. コバルトブルー

あぁぁぁ!!好きなんだけど、この曲の登場=ライブが終わりに近づいてるじゃないですか…‼︎!(泣) 嫌だ、また終わって欲しくない…!と思いながら、自分の持ってる力を全部発揮する勢いで音楽にノった。 バクホンライブはダイエット。

M18. 刃

めちゃ畳みかけてくるね〜〜?!?! 大好きだから良いけどぉ!!刃は漢臭い感じがいいよね。1枚目のベストアルバムの時、他の収録曲はシングルにしろアルバムにしろ音源持ってるけど、刃だけ新曲だったから、刃の為だけに買った思い出。 ここでも当たり前に♪オーオーオオオーって歌うんですが、その時に、まさかの金銀の紙吹雪発射!!! 炎だけでなく、紙吹雪も出しますか!豪華!!さすがアニバイヤー!!(2回目) てか、ブワァァア!!って結構な勢いで吹雪く、吹雪くwww ちょうど、ファンも「♪オーオーオオオー」って歌ってるところだったから、前の方の人は紙吹雪が口に入ってそう。

そして、会場が熱気に包まれたまま、本編終了。

アンコールはもっとコールで盛り上げたかったけど、元々大きな声出すのは苦手なのと、年齢考えず暴れすぎたため、体力がヤバく拍手しながら少し休憩…。

そしてメンバーがまたステージに戻って来てくれてから、アンコール。

M19. 冬のミルク

冬だし、沁みる…。・(ノД`)・。 名曲である事も勿論なんだけど、専門学校で栄純が将司やマツをナンパし(語弊がある)、バンドを結成して、初めてこのバンドの為に書いた曲を、結成20周年の武道館ライブで演奏するって、最高にエモくないですか??? アレンジは最近発売された、ALL INDIES THE BACK HORNのアレンジでしたね。

M20. ハナレバナレ

生で聴けたーーー!。・(ノД`)・。 これも好きな曲。イントロのギターがクリー◯ハイプみを感じるのは私だけですかね? 配信曲なので、知らない人も多かったのか、観客席は最初は大人しめで、曲の雰囲気を掴んでからはだんだん盛り上がっていった。 配信しかされていないけど、iTunes解約したとしたら消えてしまうので、ぜひ次のアルバムか何かに音源として入れて欲しい。

M21. 無限の荒野

はい、ド鉄板!! コバルトブルーくらいからスパートかけて暴れて(?)いたので、もう大分フラフラしてたけど、ここでも全力出し切りました。コバルトや無限が鉄板になっているのは、新鮮味がないのだけど、これが無いと終われない感は強い。 「否、まだここでは死ねない!」や「青く光る〜」の大合唱と、会場の一体感が爽快だった。

楽しく拳を突き上げて歌いながらも、これで本当に終わりなんだなぁ〜ってしんみりしてたら、ま さ か の !!!

金銀テープ発射〜〜!!

さすがアニバイヤー(3回目)

某アイドルの現場みたいに銀テ争奪戦はなくて平和だった笑

無限が終わったら全員はけて、本当の本当に終わり。個人的にはWアンコも期待していたけど、無かった|ω・`)

途中、前3人(将司、栄純、光舟)が、ステージの端っこ行って、2階席のファンのめっちゃ近くで歌ったり演奏したりしていたけど、その場所はステージが見にくい席だからこそ、そういうファンサ(?)したんだろうなとか思うと、そういうバクホンの優しさにも感動した。

武道館という場所がそうさせたのか、20周年記念がそうさせたのか、本当に多幸感に満ちた素敵なライブだった。 終わりが来て欲しくないっていつも思うけど、今回は殊更に寂しかった。

終演後は友人達と会って話していたけど、初の武道館が10年前ってそりゃ私らも歳とるねって話してた。でも、前回と変わらず、こうして皆で集合出来て、幸せだな。

バックホーンは「また生きて会おう」とか皆辛いことがあってもそれを乗り越えたり、そういう事と向き合って頑張って生きて、ライブに来てくれてありがとう、みたいな事をよく言っている。 多分、自分達のファンがどういうタイプの人間が多いのか知っているんだろうな、と思う。 だから、そういう、時として生とは反対を選んでしまいそうな人達に寄り添おうとしてくれているのかなと思うし、それはとても有り難い事だけど、無理にファンの痛みも抱えようとしないでね、と思う。 闇を抱えた人を救わなければならない、そういう思いが、万が一、負担になるのであれば、そういう事は取っ払って、貴方達が楽しいと思える音楽を追究してね。

THE BACK HORN、大好きだーーー!!!

*1: 音楽と人などインタ参照